2017年1月21日~22日、平取町・びらとり温泉ゆからで「日高地方本部青年部春闘討論集会」が開催され、8単組・総支部51人(うち女性12人)が参加した。

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本田道本部青年部副部長から『「国民春闘」だし「賃金」にこだわろう!!~賃金学習は大変だが役に立つ~」』と題し講演を受けた。

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講演では、賃金を決める基礎となるのは「労働力の再生産費」であり、生活に足りていない分の賃金要求はわがままではないことや、国民春闘の結果が公務員だけではなく、労働者全体の賃金に大きく影響する、だから官民一体となって国民春闘をたたかう必要があること、安心して働き続けられる職場をつくるために自分たちがしっかり声を出していこう、と話された。

 

 

分散会では、「いまの賃金が低く体調を崩しても病院にかかる余裕がない」、「定時で帰るより時間外手当をもらって時間外勤務をしたい」、「管内の生涯賃金比較表を見て驚いていた。賃金に不満はないけども1~2年ただ働きしているのと同じだと感じた」、「課によって時間外申請のローカルルールがある」、「業務が忙しく代休を処理できない」といった賃金・職場に対する思いが出された。このような実態討論を経て「自分から声を上げて伝える勇気をもつ」といった決意につながった分散会もあった。

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日高地方本部青年部では、2017春闘期の取り組みとして「団結デスクマット」行動を提起した。

「賃金や時間外手当に対する不満」や「生涯賃金比較表を見て思った仲間の率直な気持ち」が出されたことから、不満や不安の声を、多くの仲間と確認し、一人ひとりが春闘期をたたかう決意を固めるため、「団結デスクマット行動」をつうじて、単組・総支部全体で春闘期を闘い抜く意思統一をはかっていく。

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