2017年2月4日、札幌市・北海道自治労会館で開催され、7産別44人(自治労から19人)が参加した。
開催目的として「生活・職場と政治がつながっていることが理解されておらず身近に感じることができていないという課題解決のため日常的に学習する機会を設けることが必要。また、憲法改正の動きが進められるなかで恒久的平和を考える機会を設けることが必要」との議論から開催した。
はじめに、斉藤青年委員長のあいさつの後、荒井聰衆議院議員から「私たちにとっての政治とは」と題し、基調講演を受けた。
講演では、荒井議員が取り組んだ医療ケア児に関する話から政治は国民生活がより豊かになっていくために必要なもので私たちの生活・職場に密接に関わっていることが話された。また、「現在をつくったのは過去であり、未来をつくるのは現在であり、私たちには未来への責任がある。政治を動かすのはみなさんであり、ぜひ政治を身近に感じ、困っていることなど声を上げてほしい」と話された。
次に青年委員会より「平和闘争の必要性」と題し、講演を行い、沖縄の現状から平和な社会とは何か考える機会となった。
分散会討論では、すべての分散会から報告があり、各分散会で出された特徴的な声を全体で共有した。
そのなかでは、「話を聞いて生活に身近な課題が国会で議論されていることを知らなかった。真実を知ることが重要」「賃金も低いなかで将来への希望が持てない。でも、自分たちが政治に関わっていかなければ、もっと悪くなってしまうと感じたので声を上げていきたい」など政治や平和問題は自分たちの生活・職場に大きく関わり、未来のためにも関わっていかなければいけないことを確認した。
最後に、斉藤青年委員長が「まずは社会で起きていることを知ることが重要であり、真実は何かということを見極めることが必要。また、自分たちが望む社会は何かということを考えることから、現状の課題が見えてくる。明るい未来を創るためにも積極的に政治に声を上げていこう」と集約し、団結ガンバローで終了した。