謹んで新年のごあいさつを申しあげます。

本日1月4日、道本部は、午前10時から北海道自治労会館内で働く人たちが集まり『旗開き』を行いました。

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大出執行委員長は「酉年は、『商売繁盛』と言われている。果実が熟した状態、物事が極限にたっした状態と言われている。安倍暴走政治が極めに達した状態であるとも言える。昨年の旗開きの際に、『組織強化』『自主福祉』『政治闘争』の3つを共有化し1年間取り組みを進めようと訴え、それぞれ成果を得た。今年は3つに加え『その運動の経過にこだわる』ことを共有したい。松前病院の存続問題で、単組・地方本部・道本部が一丸となって地域署名を取り組み、地域の医療体制を守る土台を創ることができた。この運動が自治労らしさであるが簡単な取り組みではない。単組・地域と多くのやり取りがあったと思うが、その経過を運動として繋げていく必要がある」また「この時代メール一本で物事が伝わる状況にあるが、そこに組合員とやり取りが出来ているのか。組合員との会話が運動の原点であり、この1年間、原点にこだわりを持って取り組みを進めていこう」と訴えた。

最後に解散総選挙について「時期は別として選挙はある。これを最大のチャンスととらえ、今の安倍暴走政治を止めることを全体で意識し合いたい。その他にも『原発』『制度政策』など多くの運動課題がある。『組織強化』『男女がともに』の視点で前をむいて進む必要がある。その先頭に私たち組織された労働者が立ち上がらなければならないし、その労働者の先頭に自治労が立たなければならない」と訴えた。

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連合北海道から出村会長と藤盛政治センター幹事長が参加した。代表して出村会長は「連合は『働く者を軸とする安心社会をつくる』ことをめざしている。『分断社会』『格差社会』を変えていく。今年は地域生活闘争からはじまり、『働き方改革』年度内に国は方針を固めることになっている。長時間労働の規制やインターバル規制を入れていくなど実効あるものにしていく。働くものの立場に立った『働き方改革』にしていかなければならない。国会の中でも大きな議論となるし、私たちも全力で取り組んでいく」と決意を述べた上で政治決戦について「参議院選挙の勢いを総選挙に繋げて北海道全選挙区の勝利を勝ち取るためにもしっかり準備をしていく。安倍政権を打倒するためにも引き続きのご協力をお願いしたい」と述べた。

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また、古川隆之・峰崎直樹顧問も参加し、代表して古川顧問は「大変、厳しいたたかいが続く1年となる。大出委員長を先頭にたたかい、自治労運動のルネッサンスを期する年としていただきたい」と激励した。

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