2016年11月19~20日、札幌市・自治労会館で開き、21人が参加した。
はじめに、武山代表幹事は「秋期闘争の取り組みが各単組で行われているが、人勧のプラス改定と扶養手当の見直しを切り離して交渉を進めることができない単組も多くある。そういった状況を考えると、人事院に不利な勧告を出させない取り組みが今後重要になってくる。この1年間のたたかいで意識したいことを意思統一しよう」と述べあいさつした。
また、道本部を代表して、山木財政局長が出席し「この間、町村連は賃金闘争にこだわり運動を進めてきた。要求・交渉・妥結・書面協定という交渉サイクルを確立し、特に各単組でしっかり当局と交渉することにこだわってほしい。また、町村職における組織率は90%を割っている。新規採用の100%組織化とあわせて、非正規の組織化にむけても取り組みを強化しよう」と述べあいさつした。
幹事会では、「2017年度町村連幹事体制」について、上川地本・音威子府村職・高橋利玄さんと留萌地本・遠別町職・柿崎克之さんを副代表幹事として選出することを確認したほか、「2017年度の運動課題や具体的な取り組み」、「秋期闘争の各単組における状況」を協議・議論し、2月17日(予定)に東京都で開かれる「第38回全国町村職総決起集会」への対応をはじめ、当面する課題について協議した。
あわせて、兼村憲三・道本部臨時執行委員が、「市町村共済組合と自治労の関係」と題して講演し、市町村共済組合ができた歴史や経過、今後の課題などについて学習を深めた。
※2017幹事会体制については下記のとおり。
<2017年度幹事会体制>
〔代表幹事〕
武山 和史(網走地本執行委員長:斜里町労連)留任
〔副代表幹事〕
高橋 利玄(上川地本副委員長:音威子府村職)留任
柿崎 克之(留萌地本副委員長:遠別町職)留任
〔地方本部選出幹事〕
浦島 卓(石狩地本執行委員:当別町職)留任
酒井 和歌子(後志地本特別執行委員:泊村職) 新任
選 出 中(宗谷地本)
小林 暁(渡島地本副委員長:七飯町労連)留任
林 亮輔(檜山地本執行委員:せたな町職) 新任
長原 康雄(空知地本執行委員:雨竜町職労)新任
中島 保(胆振地本特別執行委員:白老町職労)新任
瀧口 和成(日高地本執行委員:日高町職) 新任
森 智基(網走地本副委員長:佐呂間町職労)留任
選 出 中(十勝地本)
松尾 昭夫(釧根地本:鶴居村職労)留任
〔女性幹事〕
宇田 早織(日高地本執行委員:浦河町職労)留任
横山 順子(上川地本:当麻町職)留任
〔事務局長〕
佐古岡 秀徳(道本部政治部長:京極町職労)
〔事務局次長〕
森下 元(道本部企画総務部長:八雲町職労)
樫野 久美子(道本部組織部長:平取町職労)
兼村 憲三(道本部臨時執行委員:洞爺湖町労連)(3月まで)
〔担当書記〕
引地 圭太(道本部政治部次長:直属支部)
〔道本部四役〕
山木 紀彦(道本部財政局長:遠軽町労連)※全国町村評議長
〔本 部〕
川本 淳(本部中央執行委員長:中川町職労)
三浦 正一(全労済自治労共済本部常務理事:斜里町労連)