10月14~15日、第36回地方自治研究全国集会「宮城自治研」が開かれ、全国から約1800人、北海道から54人が参加した。
第13回地方自治研究賞の表彰では自治研活動部門で北海道「農」ネット・全道庁労連・柳田基貴さん(農業と福祉の連携を核にした社会問題の解決法-共同事業への労働組合の協力-)、自治研究論文部門で札幌市職連・渡邊真央人さん(生活保護受給者に対する自立支援プログラムの動向-「居場所の確保」という視点からの事業検討-)がそれぞれ奨励賞に選ばれた。
また、自治研運動の「芽」となる企画に対して助成金を給付する『自治研チャレンジサポート』で札幌市職連の「絵本を活用した化学物質過敏症(CS)の予防・啓発活動『香りに苦しむおともだちの存在への気づき…』」が最終選考に残り、宮城自治研参加者の投票により、優秀企画賞に選ばれた。
◆地方自治研究賞
【自治研活動部門奨励賞】
「農業と福祉の連携を核にした社会問題の解決方法」
柳田基貴さん(「農」ネット・全道庁労連)
「この国は生産力も潤沢にあり、政府は管理通貨制度を採用しているのだから、社会で必要な資金を本来なら全て公費で捻出できるはずなのにしていない。仕方なくやったことで受賞になるのは素直に喜べない。」
【自治研究論文部門奨励賞】
「生活保護受給者に対する自立支援プログラムの動向」
渡邊真央人さん(札幌市職連)
「この度は奨励賞を頂くことが出来ました。今回の論文は、生活保護のケースワーカーとして勤務をしていた当時の上司や同僚との間で議論をしたことがベースになっており、感謝しております。ありがとうございました」
◆自治研チャレンジサポート
「絵本を活用した科学物質過敏症(CS)の予防・啓発活動」
札幌市職連