10月14日から第36回地方自治研究全国集会「宮城自治研」が開催されている。
開会にあたり川本中央執行委員長、現地実行委員長や仙台市長からそれぞれあいさつがされた。
続いて第13回地方自治研究賞の選考結果が発表され、北海道からは自治研活動部門で全道庁労連・柳田さん、自治研究論文部門で札幌市職連・渡邊さんが入選した。
<自治研活動部門>
奨励賞「農業と福祉の連携を核にした社会問題の解決方法‐共同事業への労働組合の協力‐」
全道庁労連・北海道「農」ネットワーク 柳田基貴
<自治研究論文部門>
奨励賞「生活保護受給者に対する自立支援プログラムの動向-『居場所の確保』という視点からの事業検討」
札幌市職連・渡邊真央人
基調提起では冒頭に東日本震災後、北海道本部からの派遣者が避難所運営を担当した宮古市・グリーンピア三陸みやこの状況や、防災について宮古市で学ぶ際の拠点としてグリーンピア三陸みやこ船越総支配人が住民等と連携している現在の取り組みなどが紹介された。
基調提起後には前回の佐賀自治研から新設されたチャレンジサポート(自治研運動の「芽」となる企画に対して助成金を給付)の報告と最終選考に残った企画のプレゼンが行われた。北海道からは札幌市職連の「絵本を活用した化学物質過敏症(CS)の予防・啓発活動『香りに苦しむおともだちの存在への気づき』」が最終選考に残った。
チャレンジサポートの最終選考に残りプレゼンを行う=相内さん(札幌市職連)
最終選考の結果は宮城自治研参加者による投票で、今日の夕方発表される。