第31回定期総会①2016年9月10~11日、札幌市・自治労会館で開催し、117単組・総支部261人(うち女性44人)が参加した。

総会冒頭に総会議長団・役員を選出し、主催者あいさつを行ったあと、道本部大出委員長、自治労組織内 相原 久美子参議院議員、徳永 エリ参議院議員など、多くの方々からの来賓あいさつを受けた。
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その後、特別報告(ピースカンパによる平和の旅報告、中央交報告)、経過報告を行い、全体で承認し、引き続き、執行部より議案提起、質疑・討論を行った。

第31回定期総会③

 

討論では、「病院職場の実態を話したところ、仲間が“その状況はオカシイ”と言ってくれたことがきっかけで、独自要求に結びついた(日高町職)」「人事評価制度について、当局から賃金反映提案がされたが青年層の制度への理解は進んでおらず、改めて学習が必要と考え、学習会の開催を行った。学習会をきっかけに青年層が持っていた声を事後アンケートという形で知ることが出来たのは大きな成果であり、今後は“青年層の声が出ないから”と声を出す活動をやめてしまうのではなく、“なぜ声が出ないのか”を考え、運動を前進させていきたい。(中札内村職)」「青年部は自分のおかれている現状の“オカシイ”に気づく、あるいは気づくための視点を身に付ける場であり、その機会を地本としても作っていきたい(空知地本)」「参議院議員選挙にむけて、まずは選挙へ行ってもらうことを重点に教宣紙を発行した。その後、部員が何を思い、何を基準に、結果として誰に入れたのか把握することが今後の活動のヒントになるのではと考え、事後アンケートを実施した。仲間との丁寧な関わりから運動につなげていくことが重要と実感した。(平取町職労)」「役員になったばかりで運動を理解していないなかで“役員として信頼されるためにもっと積極的に運動をやれ”と言われ、正直組合活動をやりたくないと感じていた。しかし、自分のやってきたことを振り返るなかで自分自身も運動をわからない仲間に同じ思いを持っていたことに気づき、労働運動で大事な“仲間と一緒に運動をしていく”ことの重要性を理解できた。今後は仲間と一緒に議論することから、職場の改善につなげていきたい(全道庁空知総支部)」など、全体で24本の発言が出された。第31回定期総会④

執行部から、「多くの発言から仲間への丁寧かかわりが運動の前進につながっていることは明らかである。さらに、職場の“オカシイ”に気づくことから職場の課題が見え、改善しようという思いになる。そのために仲間との実態討論および学習活動が大切であり、より一層の強化が必要。今後とも困っている仲間に目を向け、職場で起きていることを明らかにし、多くの仲間にかかわっていくことから運動を前進させていこう!」と答弁を行い、原案どおりの方針を出席代議員全員で承認した。

引き続き、役員選挙を行い、2本の決議文と総会宣言を採択し、斉藤青年部長の団結ガンバローで総会を終えた。

 

【2017年度 道本部青年部三役】

青年部長 斉藤  信(苫小牧市職労)

副部長  高橋 弘樹(名寄市職労)

副部長  本田 卓也(平取町職労)

書記長  村居 保裕(全道庁労連本部)