2面・青山環ちゃん〔写真素材〕main_photo日高町職元執行委員長である佐々木光由氏のお孫さん「青山環(あおやまたまき)」ちゃん(2歳)は、心臓の機能が低下する進行性の難病である「拡張型心筋症」という重い心臓病を患い、渡米して心臓移植手術を受けることが必要な状態でしたが、この度、心臓移植手術が成功したことが明らかとなりました。

青山環ちゃんが米国で心臓移植手術を受けるには、3億2千万円の費用が必要なことから、両親の友人を中心に「たまきちゃんを救う会」が今年2月に結成され、全国6地域での募金活動が展開されていました。道本部は、日高町職からの要請を受け、「たまきちゃんを救う会」の趣旨に賛同し、支援カンパの取り組みを実施することとし、53地本・単組・総支部(全道庁本部、社保労連北海道、道本部含む)から、¥2,026,134を集約しました(9月13日現在)。

この間の取り組みに心から感謝申し上げます。

 

 

※以下、2016年9月13日付・北海道新聞朝刊より引用

重い心臓病のため、移植を目指して渡米していた札幌市出身の青山環ちゃん(2)=大阪府吹田市=の心臓移植手術が11日午前(日本時間12日未明)、成功した。支援団体「たまきちゃんを救う会」が明らかにした。

救う会によると、環ちゃんは拒絶反応を抑えるため、免疫抑制剤の投与を受けているが容体は安定しているという。環ちゃんは9日、米西部シアトルの病院に到着。10日にドナーが見つかり、11日未明から手術が行われた。

環ちゃんは生後7カ月で、心臓の機能が弱まる「拡張型心筋症」と診断され、両親の友人らが米国での手術費用3億2千万円を募金活動で集めた。救う会共同代表の山田寛行さん(34)=江別市=は「北海道の皆さんの支えのおかげで手術ができた。本当にうれしい」と話した。