名寄市職労青年部では8月26日(金)に病院職場で働く青年部員を対象に学習会を開催し、25人の参加がありました。この学習会は今回で3回目となります。

牧野副委員長学習会でははじめに、牧野名寄市職労副執行委員長から「地方公営企業法の全部適用への移行」と題した講演を受けました。講演では、「新たな公立病院改革プラン」の概要の説明を受けるとともに、公営企業法の全部適用への移行によって、労働協約が締結できるようになるなど、今後一層、労働組合への結集が重要となることを学習しました。講演を聴いた部員からは「自由度の高い経営が可能になる分、病院単体での組織力・経営力が求められると感じた」「この機会に様々なことが見直され、改正につなげられたらうれしい。労働組合が現在よりもより一致団結することが大事だと感じた」といった声があり、「公営企業法全部適用」移行についての理解と労働組合の重要性を認識しました。

分散会①続いて行われた分散会では、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、医療事務職等様々な職種の部員が小グループに分かれ、各々の職場状況について実態討論を行いました。分散会では「人員が少なく有休が取れない。休み希望を出しても渋られる」「週休すら消化できずしっかり休むことができていない看護師の仲間が少なくない」「家庭がある人ばかり優先され、自分達の仕事や休みに目を向けてもらえない」といった声が出され、普段あまり話し合うことのない様々な職場での討論から、職場の問題が明らかになりました。

学習会終了後に行われた交流会では病院幹事の声かけにより30人を超える参加があり、さまざまな部署の仲間と交流する機会となりました。分散会③

 

名寄市職労青年部では15年度から各部署や各病棟から幹事を選出するなかで月1回病院幹事会を開催し、病院職場との連携を図っています。

今後も病院職場との連携を強化し、青年部一丸となって安心して定年まで働き続けられる職場環境をめざして、自分たちができること一つ一つ丁寧に運動を展開していきます。

分散会②