11月13日、函館市・函館市民会館で「函館市公共サービス労働組合結成大会」が開かれ、91人の組合員(代議員数241・出席91・委任135)が参加し、組合規約、活動方針が確認された。
新組合は、現在も嘱託職員の加入拡大中であり嘱託臨時職員と函館市の文化会館やスポーツ施設を指定管理で運営している函館市文化・スポーツ振興財団の仲間とともに、公共サービスの向上と財団職員、嘱託・臨時職員の処遇改善を求めていくことになる。
自治体の非正規労働の実態を改善すること、民間委託や指定管理制度により関連職場の労働者の処遇を改善していくためにも新たな労働組合の運動強化は重要だ。公共サービスの担い手として、正規職員、嘱託・臨時職員、公社・事業団職員の枠を超えた労働組合の存在は社会的にも大きな意味がある。
結成大会前には、函館市嘱託臨時職員労働組合解散大会が行われ、1976年に152人からスタートした嘱臨労の歴史が新たなステージへとすすむ。今後、12月上旬に函館市職労と函館市役所関連職員労働組合連合会(仮称)を結成する予定となっている。