6月12日、札幌市・ホテルポールスター札幌で『えさきたかし総決起集会in北海道』が開かれ800人が参加した。
集会の冒頭には、北海道選挙区から立候補予定の「徳永エリ」参議院議員も駆けつけ、「地域や国民の暮らしがどんどん破壊されようとしている。安倍政権の暴走を止めるため、国民の暮らしや民主主義を守っていくためには、何かとしても勝たなければならない。えさきたかしさんとともに全力でたたかう」と支援を訴えた。
主催者を代表して、斉藤・道本部青年部長が「私たちが生活するうえで必要なルールを決めるのが政治であり、密接に関わっているものであるからこそ政治闘争は重要だ」としたうえで、「自分たちが安心して生活したい、みんなで支えあう職場で働きたいなど理想の社会をめざすためにも、私たちの声を政治の場に押し上げていけるよう、一番実態を理解している自治労組織内『えさきたかし』さんを再び国政の場に送り出すため、各種取り組みを強化しよう」と述べ、あいさつした。
大出・道本部執行委員長は「いま、中央集権化がさらに進み、インセンティブ改革、トップランナー方式、公共の産業化などさまざまな手法で自治体への支配介入をしてきている。安倍首相は消費税増税を延期したが、問題は増額する社会保障費の財源をどうするかである。政府・安倍首相は今後間違いなく、地方交付税に目をつけてくるだろう。まさに地方自治の危機と言っても過言でない」と述べたうえで、「自治労85万の大きな力、そして、『えさきたかし参議』を筆頭とした政治勢力の力を持って、私たちの地方自治、賃金・労働条件を守っていかなければならない。それを実現するには、『えさきたかし』を圧倒的な力で送り出すことが最低限の条件だ。情勢は厳しいが、『自治労85万の力』があれば、絶対に『えさき』さんに圧倒的な力を背負わせて国会に戻すことができる。そのことを、多くの仲間に拡げてほしい」と訴えた。
道本部青年部で取り組んだ『一人一要求』と『ユニフォーム寄せ書き』、あいくみ女性ネットで取り組んだ『応援旗』を、えさき参議に手渡し実態や思いを伝えた。
えさきたかし参議は「40年前に青年部から自治労運動に関わった。『地方はなぜ国に従わなければならないのか』と世の中の不合理感を持ちながら運動をしてきた。国会議員になってもそれは変わらず、さまざまな不合理とたたかっている」と述べた。
また、「熊本の仲間が、復興にむけて懸命に努力している。仲間をバカにする政治を許すわけにはいかない。いまの、政治、社会の不合理に怒りを持ってほしい。いつまでも私たちが虐げられているわけにはいかない。間違いなく私たちが国民・市民の生活を守っている。自治労の意地を見せるという思いで一緒にたたかおう」と決意を述べた。