道本部は『新規採用者の100%組織化』『次代の担い手育成』を重点課題のひとつとして位置づけ運動を進めている。5月13~15日、札幌市・青年会館で道本部学校が主催で『人材・担い手育成』と『地方本部における指導者育成』を目的に「2016年度活動家育成講座」を開き、1地方本部、17単組・総支部20人が参加した。

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講座では、「自治労産別統一闘争の意義」「組合運営の基本」「公務員賃金制度の概要」「人事院勧告制度の課題」「公務員の勤務時間制度と時間外勤務」「政治活動」などについて、演習を交えた講義を行った。※詳細は講演レジュメを参照

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☆下記をクリックするとダウンロードできます。

第1講座配付用① 第2講座配付用

講座2公務員給与制度の概要・公務員給与決定の原則と基準

講座3人事院勧告制度の全体像と課題

講座4-①2006給与構造改革と給与制度の総合的見直し

講座4-②地方公務員給与水準の課題と2015人事院勧告の問題点

講座6 勤務時間制度、週休日・休日等の勤務と時間外勤務

演習Ⅰ素材 参考資料

演習2

 

20160515活動育成講座DSC_7500また、峰崎学監の「今、何が求められているのか」と題した講義では、労働運動や経済の歴史を振り返りながら、「経営者側は長い時間をかけて、労働者の賃金をどうすれば搾取できるかを研究し実施してきた結果が、今の格差社会を生み出している。それに対抗するための学習強化と、労働者の団結や政治の力の拡大が求められている」と話があった。※峰崎学監の講演資料は下記をクリックしてご覧ください。

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2016年5月15日 自治労活動家学校 レジメ

今、何が求められているのか 自治労活動家養成講座資料 2016年5月15日

追加資料

 

20160515活動家育成講座DSC_0082グループ討論では、「担い手が不足しているなかで、青年部運動での経験が重要。青年部を強化していく必要がある」「新採対策は、社会人枠での採用もあるなかで、同年代の人が関わるなどの工夫が必要。どうアプローチするか具体的手法を議論し、取り組むべき」といった活動家育成や新採対策にむけた手法を具体的に討論した。

 

 

 

 

 

 

 

〔参加者の感想〕

■『困ったときの組合』めざす 〔音威子府村職・森隆行さん〕

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音威子府村職・森隆行さん

この間の賃金制度について、再度確認することができた。また、労働条件の整備についてもポイントをおさえて学ぶことができた。今後は、組合員が『困ったときの労働組合』となれるように、活動していきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■組合活動の理解深まった 〔津別町職・大竹亜沙美さん〕

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津別町職・大竹亜沙美さん

地本青年部四役からの声かけが参加したきっかけだった。単組青年部書記長を担っているので、青年部員に組合活動の理解を深めるよい機会になった。単組青年部員にも伝えたい。講座で得た知識を、単組で活かせるように今後も活動したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

■『賃金ライン作成』勉強になった 〔旭川市職労・菅加奈子さん〕

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旭川市職労・菅加奈子さん

労働組合全般に関して、学習できる良い機会だと思い参加した。講座だけではなく、演習は『モデル賃金ラインの作成』『休日勤務手当・時間外手当の支給額』を求める内容で、とても勉強になった。