4月12日、衆議院北海道第5区補欠選挙がスタートした。24日投票日までの12日間、北海道5区管内(札幌市厚別区、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村)で支援を訴える。5区補選は安全保障関連法が成立して以降、初めての国政選挙となる。多くの野党が反安倍政権で一致し、市民とともにたたかう。全国的にも注目され、この選挙の結果が日本の未来を大きく左右することとなる。連合北海道・自治労北海道本部が推薦している『池田まき』候補は、当初、先行を許したものの猛烈に追い上げ、肩を並べている。残り12日間ですべてが決まる。
第一声では、「戦争をさせない北海道をつくる市民の会」「市民の風」呼びかけ人の上田文雄(前札幌市長)さんが応援に立ち「日本の未来を守り、勝利のたたかいが出発する。衆議院北海道第5区補欠選挙は295分の1の1議席を争う選挙であるが、この1議席で日本の未来を決める大きな選挙である。9月19日以降、日本の将来を国民がどの方向で選ぶのか、初めて国民が審判を下す選挙であり、全国が注目している。
武力で平和はつくれない。貧困・差別・格差をなくすことが積極的平和主義であり、公平で豊かな社会をつくることである。国民はそれを願っている。安倍首相のいう積極的平和主義は武力で平和をつくるといっているが、武力では平和はつくれない。
『池田まき』は、平和を守り、憲法を守る。立憲主義を守る人物である。多くの野党がともにたたかうと言ってくれた。市民の声が政党の理解を得る力となったことを誇りに思う。この選挙は勝たなければならない。池田まきの勝利のために、私たちの勝利のために頑張っていくことを確認しあいたい。必ず勝利しよう」と訴えた。
『池田まき』候補は「誰もが安心できる福祉をつくりたい。すべての子どもたちに教育を保障したい。今この国は、大事なことを決める政治の場で、国民、市民がおいてきぼりになっている。多くの国民の声が届かない社会となっている。こんな国でいいのか、政治の場面でおいてきぼりをつくらない。おいてきぼりにしない社会をつくりたい。そのためには、市民の参加が必要である。一部の人の一部の常識を一部の声だけで決めてはいけない。安全保障関連法もTPPも原発政策も社会保障もどこに市民の声が届いているのか、私は福祉から始まったかもしれないが、そこに一人を大切にするという政治の原点がある。福祉を大切にする政治は、すべての政策につながり平和なくしては実現できない。暴力や武力では絶対に平和はつくれない。多くの政党がつながり、市民がつながれば絶対に負けない。絶対に負けるわけにはいかない。日本を壊すわけにはいかない」と熱く訴えた。