在沖縄海兵隊の矢臼別移転実弾演習に反対する全道総決起集会が11月21日、釧路市で行われた。

DSC_0743同訓練は、在日米軍専用施設面積の約75%が沖縄県に集中するなか、沖縄県民の生活に多大な被害・負担を強いていることを理由に、日本政府・米国が協議して全国5カ所で強行してきたもの。

連合はこの間、沖縄県民の生活・生命・人権が脅かされている現状を打破する唯一の道は、「在日米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本見直し」しかないと運動を進めてきた。

集会冒頭では、連合北海道・出村会長が「今回で15回目になる矢臼別の移転演習、『ただちにやめろ』との思いだ。その思いを意思統一し、安保法の廃止や沖縄辺野古のたたかいと連帯しながら、来年の参院選を足がかりに安倍政権を退陣に追い込み、日米地位協定見直しへとつなげていくたたかいをつくっていきたい」と強く訴えた。

集会後には、500人を超える参加者が「移転演習をやめろ」「地位協定を見直せ」と市内をデモ行進した。

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