2016年度の診療報酬改定は、年末から年明けにかけて議論の大詰めを迎えます。日本病院会や全日本病院協会、日本医療法人協会などが加盟する日本病院団体協議会は、「夜勤72時間ルールの見直し・撤廃緩和」を求めており、議論の行方に注目が集まっています。
看護師の夜勤の制限に関して自治労は「看護師一人月64時間」をもとめ、法整備に取り組んでいるところです。しかし現在のところ「診療報酬」の月平均夜勤72時間要件が、夜勤回数の上限を定めるものとなっており、この上限制限の撤廃・緩和は、看護師の離職をさらに促すだけでなく、潜在看護師の再就職の妨げになります。
道本部としても、安心・安全な医療提供のため、看護師の離職防止と、働く環境整備のため、緊急要請行動を行うことします。
各地方本部、単組・総支部におかれましても、基本組織のみならず補助機関などと連携し、積極的な取り組みをいただきますようお願いします。
また、宣伝物として「めでぃかるニューす特別号」も配信しますので、ご活用ください。
20151030診療報酬における夜勤月平均72時間要件堅持を求める緊急要請について