9月30日に堺市人事委員会報告・勧告が、10月1日に千葉市人事委員会報告・勧告が出されました。
【堺市報告・勧告のポイント】
月例給、期末手当・勤勉手当ともに引上げ
①月例給については、職員給与が民間給与を1,461円(0.36%)下回っていることから、この較差を解消するため引き上げ改定
②期末手当・勤勉手当(一時金)については、職員の年間支給月数(4.10月分)が、民間の支給割合(4.22月分)を下回っているため、0.10月分引き上げ改定
③初任給調整手当の改定
給与制度の総合的見直しの実施
均衡の原則に基づき、国の給与制度改正の考え方を踏まえ、世代間の給与配分の見直し等の観点から実施(給料表の水準は、1.5%をきほんとして、最大3%程度引き下げ)
【千葉市報告・勧告の概要】
月例給、一時金ともに引き上げ
①民間給与との較差(0.84%)を解消するため、地域手当の支給割合を国に準じて引き上げる一方で、給料を引き下げ
②期末・勤勉手当(一時金)の引き上げ0.1月分(4.10月分→4.20月分)
③管理職手当の一部引き下げ
・平均年間給与は9万2千円の増
給与制度の総合的見直し(平成28年度において実施する措置)
①地域手当の支給割合の引き上げ
②単身赴任手当の支給額の引き上げ