2015年9月12~13日、札幌市・自治労会館で開催し、122単組・総支部257人(うち女性36人)が参加した。
総会冒頭に総会議長団・役員を選出し、主催者あいさつを行ったあと、道本部山上委員長、自治労本部真崎青年部副部長、徳永エリ参議院議員など、多くの方々からの来賓あいさつを受けた。
その後、経過報告、特別報告(ピースカンパによる平和の旅報告、中央行動報告)を行い、全体で承認し、引き続き、執行部より議案提起、質疑・討論を行った。
討論では、「単組の仲間が夏期交流集会に参加したことをきっかけに、役員会が開催され、2ヵ月に1回役員会を開催することと、教宣を定期的に発行することが決まった。飲み会だけでじゃ組合じゃないという意識が拡がった。この意識を単組内に拡げ、学習会の開催などにつなげていきたい(蘭越町職)」「単組に青年部組織がないなかで夏期交を開催してきた。日頃なかなか活動に参加していない仲間も一緒に作業をするなかで、交流を深めることができた。これをきっかけに『燃え尽き症候群』にならないよう、学習・交流・実践を考え直し、丁寧な取り組みから一歩ずつ組織強化につなげたい(せたな町職)」「こども園で働く仲間から出された声を元に独自要求書を作成し、当局と交渉してきた。職場でメンタルを病んでしまった青年に対し、「あいつは心が弱い」などのレッテルが貼られ、青年が休職してしまった。そのことで一人ひとりの業務量が増えてしまい、職場の仲間からも「辞めればいい」という声があがってしまい、休職した仲間から職場の仲間への連絡もなくなってしまった。このことから1つは、メンタルヘルス対策について要求した。メンタルヘルスセミナーを実施することになったが、いまだ開催されていない。しかし、セミナーが実施されたからといって、すべてが解決するとは思わないが、少しでも理解を深め、青年にかかわり続けることで予防や職場で働き続けることの手助けをしていく(浜頓別町職)」など、全体で21本の発言が出された。
執行部から、「多くの発言から仲間へのかかわりが運動の前進につながっていることは明らかである。困っている仲間に目を向け、職場で起きていることを明らかにし、多くの仲間にかかわっていくことから運動を前進させていこう!」と答弁を行い、原案どおりの方針を出席代議員全員で承認した。
引き続き、役員選挙を行い、2本の決議文と総会宣言を採択し、斉藤青年部長の団結ガンバローで総会を終えた。
【2016年度 道本部青年部三役】
青年部長 斉藤 信(苫小牧市職労)
副部長 齋藤 満希(江別市職労)
副部長 高橋 弘樹(名寄市職労)
書記長 佐藤 良太(全道庁労連本部)