本日8月31日、自治労第88回定期大会で新委員長に就任した、川本淳委員長が来局し、激励のセレモニーを行いました。(熱烈的な阪神タイガースファンの川本委員長。阪神タイガースをモチーフにした一文字を書記局に貼り出し、花束も阪神タイガースをイメージしたものを贈呈。)

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20150831川本委員長DSC_0014はじめに、山上・道本部委員長は「川本新自治労委員長の誕生は、大変名誉なことと思う。同時に大きな責任を持って、自治労運動を推進するという気構えを持たなければならない」と述べたうえで、「一体となって川本体制・自治労運動を支えて頑張るという意思を固めあおう」と呼びかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、大出・道本部書記長から激励の花束が贈呈された。

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20150831川本委員長DSC_0038川本淳・新自治労委員長は3点の課題にしぼりあいさつした。

1点目に、当面する課題について「安保法案を廃案に追い込むため、戦争をさせない委員会に結集した、たたかいが極めて重要だ。これまでの各地域での運動の成果でここまで世論が高まってきた。来週から(9月)最後の本番に入ってくる。先週時点では9月10日を、ひとつの山場と想定し労働組合を含めて意見交換してきた。現状では、9月14日以降に『60日ルール』が使えるということになるなかで、終結の仕方を巡って与党はさまざまな考えを持っているし、一方で野党はその『カード(60日ルール)』を強制的に切らせるのか切らせないのか、その対応が焦点になっている」と述べたうえで、「『60日ルール』は使わないという与党の動きがあるとも聞いているが、一方で、この『60日ルール』を使わせることで、安倍政権に完全にノーを突きつけるという動きもある」強調した。

さらに、「9月14日以降はいつでも『60日ルール』を使うということになれば、与野党含めた二院制の大きな問題というのも参議院で議論されていて、参議院の存在価値をどうアピールするかということも議論している。正直、今後どうなるか見通せないが、最後まで手を緩めず廃案にむけて取り組を進める」と述べた。

2点目に、賃金確定闘争のたたかいについて「9月27日まで通常国会が延長されているなかで、秋の臨時国会がどう開かれるか、また、24年ぶり2年連続のプラス改定をめぐってのたたかいが焦点になる。しかし、現時点では取り扱いがどうなるのかが極めて不透明。早い段階で国での扱いについて全力を注ぐ」と述べた。

3点目に、来年の参議院選挙闘争について「今回の『えさき たかし』のたたかいで、あらためて自治労としての本来の力を示すためには、30万票が必要だと想定している。『民主党が』、『えさきを見たことがない』ではなく、それぞれの単組の力量を示すことが結果につながる。北海道での取り組み強化をお願いする」と呼びかけた。

最後に、「北海道のみなさんの期待にしっかりと応えていくために、全力で頑張る」と決意を述べた。

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道本部役職員と記念撮影。川本新体制をしっかり支えていくことを誓った。