第13回臨時・非常勤等職員全国協議会総会が、8月23日・石川県文教会館で開かれた。
総会では高橋議長が「先輩たちの努力もあり臨時非常勤のたたかいは自治労の大きな運動の一つになってきたが、今以上に運動を拡げていかなければならない。一緒に頑張っていこう」と述べ、あいさつした。
自治労本部・杣谷副執行委員長は「本部として臨時・非常勤10万人の組織化を4年かけて実践していく。公平・公正な職場をつくるためにも正規・非正規一体となった運動を職場からつくりあげていこう」と訴えた。
その後、中川・石川県本部執行委員長の歓迎あいさつ、あいはらくみこ参議院議員、えさきたかし参議院議員がそれぞれ国会情勢の報告、執行部から経過、方針などについて提案があり、質疑討論を行った。
質疑討論では6県本部7人から臨時・非常勤の組織化、雇止めなどによる労働委員会闘争、裁判闘争などについての報告があり、北海道からは増田議長(札幌病職)が、本部方針を支持する立場で北海道における春闘期の取り組みなどについて報告を行った。その後、執行部答弁の後、全体の拍手で方針を確認、新役員体制を確認した。
新役員に、北海道本部から札幌市職連の松本敦子さんが新たに議長の任を担うこととなった。
議長就任にあたって松本さんからは「粘り強くあきらめないことが大事。頭数を増やすことだけではなく私たちの声を大きくしていこう。自分たちの問題は自分たちが声を発していくことが大事。皆さんと一緒に頑張っていきたい」と決意を述べ、最後に松本新議長の団結ガンバローで総会を終えた。