5月8日、札幌市自治労会館において第2回男女がともに担う自治労北海道推進委員会を開催した。

DSC_0014  推進委員会ごとに開催している学習会は、2月13~14日で自治労本部主催の「第20回女性リーダーセミナー」についての報告を兼ねた学習会を行った。網走地方本部選出の金澤推進委員(遠軽町労連)を講師にリーダーセミナーの内容や雰囲気、感想を踏まえた報告をいただいた。

金澤さんからは、「参加した理由は、運動に必要と思う集会などには職場の理解を得て、頑張って参加してみようという気持ちから参加した」との参加された理由が話され、内容については、「はじめはグループワークからはじまり、班の名称などを考え、仲間づくりや二日間にわたって参加しやすい環境がつくられた」、「郡衆議から、安倍政権の評価が高いが、世界における日本の女性が睡眠時間や賃金、非正規などデータを元に問題点を指摘された」、「松澤女性部長からは、憲法24条第1項「夫婦同等の権利」から、なぜ憲法にうたうことになったのか戦前には、そうした意識すらなかったということ」、「日本大学法学部神尾教授からは、高度成長期に「女性は内に」が色濃くなった。学校の出席を取るときも男性からとなっていたことからも証明できる」などの講師陣から話された内容に触れ、さらには、本部役員による男女平等にかかる経験、澤田副委員長からは自身の経験からの話がされ、副委員長の講演後、参加全員が2分間で決意表明を行ったことなどにも触れられた。

最後に、参加した感想として、「最後まで参加しやすく、仲間づくりもできる体制だったことも良かった。また、内容も問題点がわかりやすく有意義だった」「北海道からは3年ぶりの参加、多くの女性にも参加してもらいたい。そうした思いもあって講演を引きうけた」と話された。推進委員会では、今後も推進委員を中心に参加確保をめざしていきたい。

続いて、推進委員会を開催、冒頭、藤盛推進委員長より、「統一選、DSC_0025残念な結果もあったが、精力的な取り組みに感謝する」「連合男女平等推進局では、産別アンケート実施、全体化しきれない実態もあるが、一方で北海道要請行動で男女共同参画などについて、自治体への指導強化など訴えてきた。引き続き運動強化をしていく、協力をお願いする」などに触れ、あいさつされた。

議案は、報告事項として、経過報告、推進委員に追加について事務局より報告され、全体で確認した。

協議事項は、男女平等強化月間の取り組みついて、男女がともに担う自治労北海道第4次計画の推進について、地方本部における取り組みについて、確認した。

6月の強化月間の取り組みは、昨年に引き続き「男女共同参画条例および計画」の策定を求める取り組みを、道本部第121回中央委員会で提起する。改めて、全単組での取り組み強化を要請します。

以下には、推進委員会で討論(学習)資料として配布したものです。各単組・総支部での活用をお願いします。

①国内外における男女平等の情勢(本部会議)    ②2015男女平等推進闘争について(本部方針)

③改正次世代育成支援対策推進法「行動計画」策定のための手引き    ④本部会議講演資料

⑤男女雇用均等法改正施行規則等チェックリスト