連合北海道青年委員会を中心とするSTOP!格差社会青年選対は2月15日、札幌市・北海道クリスチャンセンターで「STOP!格差社会青年選対政治総決起集会」を開催し、8産別42人が参加した。

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開催目的として最近の若年層の投票率低下などに見える政治離れの現象を少しでも歯止めを掛けていくため「自分たちの生活・職場と政治がどのように関わっているか考えるきっかけにしてもらい、政治が身近なものであることを感じてもらう。」ということを軸に集会を行った。

 

 

DSC_0114 まずはじめに、斉藤青年選対委員長のあいさつのあと、秋元 克広札幌市長選候補予定者より来賓あいさつをいただいた。その後、道下 大樹北海道議会議員から「政治は私たちの生活にとって身近なもの」と題し基調講演をいただいた。道下道議からは「政治は生活・地域など皆さんの暮らしと直結した課題を解決するものであり、これからを担う若い皆さんが政治に関心を持つことが重要」と政治は私たちにとって切っても切れない関係にあり、私たち自身がしっかり関わっていかなければ良い環境は作られないことを学んだ。DSC_0117

 

その後は、7つの分散会に分かれ討論を行った。今回は4月の統一地方選挙に立候補を予定している松山 丈史道議、中川 浩利道議候補予定者、川澄 宗之介道議候補予定者、松原 淳二札幌市議選候補予定者、岩崎 道郎札幌市議選候補予定者、面野 大輔小樽市議選候補予定者の6名に道下道議を加えた7名にそれぞれ分散会に入ってもらい、率直な意見交換を行った。

 

DSC_0138 分散会討論では、全ての分散会から報告があり、各分散会で出された特徴的な声を全体で共有した。その中では、「住む地域には拠点病院がなくなってしまい、何かあった場合片道2時間以上かけて大きな病院に行かなくてはならなくなり、都市との格差を感じる。こういった課題も政治の力が必要であることがわかり、もっとこういった問題に目をむけるように声を出さなくてはいけないと感じた」「選挙に行かない仲間が増え、正直政治に興味を持てずにいたが、討論をつうじて、自分たちが思っている不満を解消するには政治の力も必要だと理解した」「自分たちのような若い世代むけの政策が少ないのも若年層より上の世代の方が票につながるからであり、政治を変えるためにも若い私たちがしっかり投票に行くことが重要」など、現状感じている政治への思いや自分たちの生活に密接した課題が政治で取り扱われていることなどを討論をつうじ学んだ。今後を担う私たち青年層から声をあげる重要性と「政治は無関心でいられても無関係ではいられない」ということを改めて参加者全員で確認することができた。

 

集会の最後に、加藤青年選対事務局長が「政治とは身近なものであり、若い私たちがしっかり声をあげていかなければ、政治はますます遠い存在になってしまう。私たちが安心して暮らせる社会の実現のためにも青年自らが日常から政治を身近に感じることが重要であり、今回学んだことを職場・地域でも拡げ、4月の統一地方選挙でも連合推薦候補の完勝めざしてがんばろう!」と集約し、決議文採択および斉藤委員長の団結ガンバローで終了した。

 

今後、STOP!格差社会青年選対では選対ニュースや全道各地区総決起集会をつうじて、政治と自らの生活が密接に関わっていることを訴えながら、若年層の政治への関心を高める取り組みを強化していくので自治労北海道本部青年部としても青年選対と連携をはかりながら積極的に関わっていく。