衆院選挙の終盤に向けて、道本部として以下のとおり「檄」文を発出いたします。

情勢は大変厳しいものであり、あらためて、各単組・総支部の全組合員への声がけと投票行動の徹底をお願いします。

☆単組の教宣紙での呼びかけは絶対しないでください。

 

この非常事態を打開し、最後までの取り組みで、勝利をつかみとろう!

 

第47回衆議院選挙の投票日まで残り4日となった。

 

 選挙戦中盤でのマスコミによる世論調査によると、与党が3分の2議席を獲得する予想や、自民党単独での3分の2議席獲得も現実味を帯びてきていると報道されており、非常事態である

 そのような結果になれば、安倍首相に白紙委任をすることとなり、国民無視の暴走政治はますます勢いを増すこととなる。今後、憲法改正も具体的な政治課題となりうる。

 道内においても全国的な情勢と同様、推せん候補が有利にたたかいを進めている選挙区は、ほとんどなく、非常に厳しい現状にある。

 しかし、各推せん候補は必死の追い上げを展開しており、全道的に見てもまだ4割程度の有権者が投票態度を決めていない。これらのことから、今一度、組合員の総力を結集し、支持の上積みを図ることで激戦区の勝利を確実なものとし、比例区での議席拡大をめざさなければならない。

 安倍政権の暴走に歯止めをかけるためにも、限られた時間の中で、大変きびしいたたかいであるが、今一度、組合員一人ひとりが家族・親戚・知人・友人への声掛けを徹底し、支持の輪を広げよう。

 

また、選挙への関心が低下しているとの報道や、投票日当日は悪天候が予想されていることから、投票率の低下が懸念されている、再度、期日前投票の活用や棄権防止の取り組みを徹底しよう。

 

私たちは組織の総力をあげ組織内はもとより、推せんするすべての候補者の勝利をつかみとるため、最後の最後までたたかい抜こう。

 

 

2014年12月10日

 

自治労北海道本部

執行委員長 山 上  潔