本日、１２月２日、第４７回衆議院選挙が公示されました。

道本部として以下のとおり「檄」文を発出いたします。ぜひ、ご覧ください。

 

檄

  安倍政権の暴走を阻止！ めざせ全推せん候補の必勝！

 

１２月２日公示、１４日投票の第４７回衆議院議員総選挙がスタートした。今回の総選挙は、安倍政権の暴走を阻止し、民主党を中心の「中道」「リベラル」勢力拡大をはかり、再度の政権交代を展望するうえで、きわめて重要なたたかいといえる。

この２年に及ぶ安倍政権は、労働者派遣法などの労働法制改悪、原発再稼働、秘密保護法制定、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認の閣議決定など多くの国民の声に耳を傾けずに進めてきた。また、経済政策においては、「アベノミクス」と称し、大企業優先の新自由主義的な政策を推し進めた結果、円安・株高により一部の大企業と富裕層のみが恩恵を受けた。一方、私たち働く者の生活は、１６ヵ月連続で実質賃金がマイナスになるなど賃上げが物価上昇に追いついておらず、非正規雇用が増加し、社会的格差が拡大する結果となった。

　私たちがめざしている社会と安倍政権が推し進めてきた政策とは真逆の方向だ。今回の選挙で与党が勝利すれば、あらゆる政策について、安倍首相に白紙委任をすることになる。　今回の選挙は、民主党北海道が策定した北海道重点政策をもとに、社会的な公正や格差・貧困の解消、脱原発と再生可能エネルギーの推進、北海道経済を破壊するTPP参加反対。憲法の平和主義を守り、平和な社会をつくるための重要なたたかいであることを認識し、行動しなければならない。

　安倍政権の暴走に歯止めをかけるためにも、限られた時間の中での、大変きびしいたたかいであるが、家族・親戚・知人・友人への組合員一人一人の支持拡大の一声が、大きな支持の輪をつくり、政治を動かすことに必ず繋がっていく。私たちは組織の総力をあげ組織内はもとより、推せんするすべての候補者の勝利をめざし、たたかい抜こう。

 

２０１４年１２月２日

 

自治労北海道本部

執行委員長　山　上　　潔

 

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