2014年11月21〜22日に東京都市ヶ谷カンファレンスセンターにおいて約50人の参加のもと開催された「2014 PSI男女平等セミナー」に、北海道本部から上川町職の只野敬子さんが出席し、参加報告を寄せてくれました。

 

【参加報告】

主催者の澤田陽子議長から「今年のPSIについては、不安定労働を考え学ぶ場としたい。楽しみながら学んでほしい。」との挨拶の後、佐藤克彦事務局長からPSI組織についての説明・取り組み内容・優先課題についての説明を受けました。

その後、プレゼンテーションとして野角裕美子自治労本部組織拡大局長から「自治体職場の不安定労働」と題し講演を受けた後、「不安定労働が女性と社会に与える影響」と題し参加型公開討論が行われ、グループ討論、交流会で1日目が終了しました。2日目は、「女性差別と不安定労働」と題し三浦まり上智大学教授から講演を受け、昨日のグループ討論の報告を行い議論を共有しました。

今回参加したことで、PSI(国際公務労連)組織の世界的な繋がりや、自分自身も自治労を通して加盟していることでの繋がりを感じました。

今年の優先課題としての不安定労働については、その場に多くの女性が働いていることからその根底にある性差別を認識し、改善のために男女の意識を変えることと政策的な対応が必要だと再認識しました。また、労働組合としても「正規・非正規」「男性・女性」の差別に対する「気づき」を意識した取り組みも大切だと感じました。

上川町職員労働組合女性部 只野敬子