函館市現業公企評議会は7月29日、函館市立金堀小学校で「食育推進・体験学習を主体」とした、「函館市学校フェア2014」を開いた。
このフェアは、今年で5回目を迎え函館市現業公企評議会の主催で、学校で働く職員、調理員の仕事をひとりでも多くの地域の住民に理解をしてもらい身近に感じてもらうことを目的として開いている。
パネル展示コーナーでは、学校用務員が限られた予算のなかで維持管理をするため、外部委託するだけでなく、用務員自らがいろいろな発想、工夫をこらして作業している姿の写真が展示されていた。
給食パネル展示では道産の食材の紹介、学校給食の献立のレシピの展示や調理員が実際に試食用に「どさんこ汁・イカめし・きゅうりのピリ辛炒め」を作り、来場した地域のみなさんに無料でふるまっていた。
その他にペーパークラフト・塗りえ絵コーナー等もあり、木工細工教室では、学校を修理した際に出される木片を再利用し、子どもたちは木片をのこぎりや木工ボンドを使い、作品づくりを行っていた。
参加した子どもたちは夏休みの自由研究の作品にすると真剣に汗を流し取り組んでいた。