3月6日16時から、公務員連絡会の人事院交渉に、瀧口道本部青年部長(自治労本部青年部副部長の立場で)が出席した。
交渉には、国公・地公の各産別代表者が出席し、「給与制度の総合的見直し」に対する現場の声を訴えた。
瀧口道本部青年部長は、道本部青年部をはじめ、全国で取り組んだ「給与制度の総合的見直し反対する『怒布』」188枚を手渡し。青年の仲間の実態や思いをぶつけた。(3月4付記事参照http://www.jichiro-hokkaido.com/member/archives/3329)
瀧口青年部長は「怒布に書かれた、全国の仲間の声を一字一句詠んでほしい」としたうえで、「退職者数には満たないものの、全国的に新規採用者が増加傾向にあるなか、度重なる賃金削減や人員削減による業務量の増加で、若い仲間が『自分の地域をより良くしたい』という夢や希望を抱けなくなってきている。また、こうした状況でも何とかこれまでと同様のサービスを維持しようと頑張っているが、結果的に労働強化につながり、心身の健康が破壊されている実態もある」と述べ、「北海道職員などをはじめ、全国では未だに独自削減によって苦しい生活を余儀なくされている仲間も多い。これ以上の賃金削減は断じて認められない」と強く訴えた。最後に、「給与制度の総合的見直しでは、世代間配分の見直しとして高齢層職員の賃金引き下げが言及されているが、若年層は民間賃金のほうが高いことが明らかになっている。それは、若年層はそもそもの賃金が低いということ。人事院が中立的な機関なら、しっかりと若年層の賃金較差も解消するよう、その責任を果たすべきだ」と要請した。今回の交渉をスタートと位置づけ、確定期闘争までも見据えた息の長いたたかいに青年部としても最大限結集していこう!