米海軍は苫小牧市に対して、核搭載可能な巡航ミサイルである「トマホーク」を装備しているイージス艦「カーティス・ウィルバー」および「ジョン・S・マッケイン」を2月4日~10日までの間、苫小牧港に入港することを要請していることが明らかになりました。
度重なる米軍艦の入港は、民間商業港を準軍港として固定化し、「日米新ガイドライン」による自治体の協力をなし崩し的に進め、自治体に軍事的役割を求めるものです。こうした事態が続けば、苫小牧港の商業港としてのイメージ悪化は避けられず、核兵器廃絶平和都市宣言を行っている苫小牧市民の意思にも反することとなります。また、商業港の経済活動に大きく支障を生じさせ、港湾労働者をはじめ関係者に不利益となる恐れもあります。
これに対して連合北海道は、苫小牧港への入港に反対するよう知事および苫小牧市長に要請行動を行うとともに、標記の打電行動を行うこととなりました。道本部としても、同様の立場から米国に対しての毅然とした対応を求めるべく、下記のとおり打電の取り組みを進めることとします。各単組・総支部の積極的な取り組みをお願いします。
1.取組期間 2014年1月14日~2月10日
※苫小牧市は、1月20日(月)までに入港の可否を判断することが明らかになりましたので、
可能な限り、17日(金)までに取り組みいただくようお願いします。
2.取組方法 電報またはレタックスによる打電
打電の内容については、以下の打電文(案)を参照願います。
打電文(案)をクリック
3.打 電 先
①苫小牧市長 岩倉博文
〒053-8722 苫小牧市旭町4丁目5番6号 苫小牧市役所
②北海道知事 高橋はるみ
〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目 北海道庁
③在札幌米国総領事 ジョエレン・コーグ
〒064-0821 札幌市中央区北1条西28丁目 在札幌米国総領事館