七飯町労働組合連合会青年部には、現在40人が在籍しています。ここ数年新規採用者が多く、組織自体は大きくなり採用3年以内の職員が半数以上を占め、まだまだ部員全体での活発な活動へ繋げられていないのが現状です。

青年部員層の職員は、直属の上司の指導や助言を受けて、普段職務を遂行しています。しかし、町政全体の事や町長が普段している公務はもちろん、町長の人柄なども含め、ほとんど知らないのが現状です。

七飯町労連は4月に執行される次期七飯町長選挙で、現職の中宮安一町長を組織内候補として推薦することを、11月に行われた第59回自治労七飯町職員労働組合定期大会で決定しました。

青年部として、もっと現町長の事を知らなければならないと考え、今回全青年部員を対象とした町長との学習会を12月16日に開きました。

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「町長がめざすまちづくり」と題して講演が行われ、町長が現在すすめようとしている町政全体ことや、職員時代の話がありました。また、講演の後には参加した青年部員から「若手職員が日々の仕事を取り組んでいく上で大切にした方が良いことは何か」「なぜ、町長をめざしたのか、また、日々の公務でのやりがいや大切にしていることは何か」とった質問が出されました。町長からは「若手職員だった頃は、町民の意見をよく聞きながら仕事をしていた。自分の担当や関係する分野だけでなく、幅広い知識を持つために日々勉強することが大切だ。また、町民の生命と財産を守るため、安心・安全な町づくりをめざしていきたい」とアドバイスや意見があり、大変有意義なものとなりました。

これまで、このような町長のお話を直接聞ける場を設けたことがなく、初めての試みだったため、どのように開催したらよいかわからず、苦労したところもありましたが、何とか開催までこぎつけられたことは、自信にもなりましたし、青年部の組織強化にもつながったと思います。

20140109七飯青年DSC_0116このような学習会を開催することは難しいかもしれませんが、今回私達が行った取り組みを、多くの自治体の方にも知ってもらい、同じような機会を持つ自治体が他にも現れることを期待しています。北海道の他自治体で、日々御奮闘されている職員の皆さん、これからもともに頑張りましょう。