道本部は、11月17日のヤマ場を頂点として「年内差額支給(賃金改善部分)」「較差解消」「配偶者にかかる扶養手当」を柱に2016賃金確定闘争・現業公企統一闘争を展開してきた。全道的な状況は、道をはじめ多くが人勧どおりでの決着となったものの、本府省業務調整手当に配分された較差の取り扱いについては、国を上回る扶養手当の経過措置の拡大や道勧告に準じて子の手当額に400円上積みするなどの代替措置を勝ち取っている単組もある。また、配偶者に係る手当の見直しについては、減額となる一方で減額経過措置を拡大するなどの単組も出てきている。合わせて、賃金諸手当をはじめ、子看休暇や夏季休暇の取得期間拡大など休暇・労働条件の改善。臨時・非常勤等職員の時給単価の引き上げを中心に処遇改善も勝ち取ってきている。一方、給与法の改正が11月16日であったことから、今後、交渉を行う単組も数多く残っていることから、引き続き各単組の交渉状況の付け合わせなど連携を強め取り組みを進めることとする。
津別町職=副町長交
名寄市職労青年部団体交渉