本日、６月22日、第24回参議院議員選挙が告示され、18日間の選挙戦がスタートしました。

道本部として以下のとおり「檄」文を発出いたします。ぜひ、ご覧ください。

檄

　本日、第24回参議院議員選挙が公示され、18日間の選挙戦がスタートした。

今回の参院選は、憲法改悪を許さず、戦後最大の危機を迎えている民主主義を安倍一強政治から取り戻すたたかいである。

安倍政権は、前回の総選挙と同様に経済政策「アベノミクス」が最大の争点としているが、まったくのまやかしである。選挙戦の度に「争点隠し」を繰り返し、特定秘密保護法の強行採決を皮切りに、労働者派遣法の改悪、そして安全保障関連法の強行採決など、国民多数が反対していた政策を次々と強行している。

地方自治の現場においても「インセンティブ改革」や「トップランナー方式」を押し付け、交付税制度を悪用し国が地方自治体への支配を強化しようとしている。さらに消費増税再延長で不足する社会保障費を公務員人件費削減で捻出する危険性もはらんでいる。

私たちは、安倍政権による立憲主義・民主主義、地方自治そして日本国憲法の破壊を決して許さず、働くもの・生活者のための安全・安心な社会の実現にむけて、国民の声が反映できる緊張感ある健全な国会運営を取り戻すことが必要である。

そのためにも参院選において、「民進党」を中心とする中道・リベラル勢力を大幅に拡大しなければならない。自治労は組織内「えさき たかし」の再選を勝ち取ることは無論であるが、圧倒的な勝利により自治労の組織力を示すことが重要である。

北海道選挙区は、今回の選挙から1議席増の定数３となり、有力５候補で議席を争うことが予想される。非常に厳しい選挙戦であるが、自治労北海道本部は推薦する選挙区「徳永 エリ」の勝利、さらには比例区自治労の代表である「えさき たかし」の圧倒的勝利にむけ、組合員一人ひとりが総力を挙げて取り組み、最後まで粘り強くたたかい抜こう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2016年６月22日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自治労北海道本部

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　執行委員長　大出　彰良

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