本日6月22日、第24回参議院議員選挙が公示され選挙戦がスタートした。7月10日投票日までの18日間、激しい選挙戦が行われる。本参議院選挙は『暴走する安倍政権にNOをつきつけるか否か』『地方自治を守れるか否か』が問われる重要な政治決戦だ。

自治労北海道本部が推せん決定している、全国比例区・自治労組織内『えさきたかし』候補、北海道選挙区『徳永エリ』候補が、それぞれ第一声で決意を述べた。

20160622川本IMG_3885第一声の前段に行われた、『えさきたかし出発集会』では、川本中央執行委員長が「私たちは昨年9月の『安保法制強行採決』をはじめ、あらためてこの3年間、安倍政権にやられてきたことを思い出し、その怒りをこのたたかいにつなげていかなければならない」と述べたうえで、「全国では、多くの仲間が地方自治・安倍政権に危機感を持っている。それぞれの地域でやれることをやりきれば、『えさきたかし』の圧倒的勝利が必ず実現できる。最後までともに頑張ろう」と呼びかけた。

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自治労組織内『えさきたかし』候補

『えさきたかし』候補は、東京都・自治労会館で行われた出発式・第一声で、「59年間生きてきたそのうち40年近く自治労運動に関わってきた。北海道・夕張市が財政破たんし、国主導で行政が進められているなか、若い職員が夕張市役所に就職して、財政破たんを知らない世代が必至で頑張っている姿を見て、自治労はまだまだ頑張れると確信した。私たちのたたかいは、安倍政権の退陣だけではなく、市場原理主義を推し進める、経済界、学者、政治家とのたたかいでもある。だから、たたかい続けて、絶対に勝たなければならない。その中心に自治労の未来がある。それをつかみとるまで、全身全霊で走り抜き、必ず安倍政権をたたきつぶす」と述べた。

さらに、「アベノミクスの失敗はすでに証明されている。昨年は戦争法案と言われる安全保障関連法案が強行採決された。安倍独裁政治の流れを止めて、『正しい政治の流れ』に引き戻さなければならない。そのたたかいがこの参院選だ。死力を尽くして、全国を駆け回り、自治労の仲間、働く仲間、そして地方を支える多くの仲間、住民の皆さんとともに、この日本を本当に誇れるような、将来を築けるような、日本の政治を必ずつくるという思いで頑張る」と力強く決意を述べた。

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一方、北海道選挙区の『徳永エリ』候補は、札幌市・道庁赤レンガ前で第一声を行った。

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北海道選挙区・徳永エリ候補

徳永候補は「54年間生きてきてこんなに緊張したことはない。今回の選挙はこれまでにないほど大変重要だから。日本の分岐点。選挙結果によっては日本の国柄が大きく変わってしまうかもしれない重要な選挙だ。『改憲勢力3分の2』を阻止することができなければ、安倍政権は今のとんでもない政治、とんでもないやり方で独裁政治を進めることは明らかだ。今の政治は国家権力の強化、大企業と機関投資家の利益拡大のためのものであり、国民が置き去りにされている。こんな政治をいつまでも続けていたら、私たちの日本の国は本当におかしな方向に進んでしまう。だから、なんとしても勝たなければならない。その責任を感じている。力の限り全力でたたかい勝ち抜く」と決意を述べた。

また、「北海道は、この6年間で地方が疲弊し、本当に深刻な状況に陥っている。もう北海道の課題は野党も与党もなく、政党を乗り越えたオール北海道で、経済至上主義からの脱却をはかるため、たたかっていかなければならない。『安倍政権にあなたの未来を託していいのか』その意思表示をする大事な選挙。しっかり考えて必ず投票に行ってほしい。安倍政権に日本・子どもたち・孫たちの未来は託せない。安倍政権にNOを突きつけよう」と呼びかけた。