道本部青年部は、2月27日、札幌市・自治労会館で「2016自治労北海道本部青年部政治集会」を開き、61単組・総支部107人(うち女性20人)が参加しました。
今回は「生活・職場と政治の結びつきを明らかにし、なぜ政治闘争に取り組む必要性を確認する」をテーマに開催しました。
開会後、斉藤青年部長あいさつ、道本部難波副執行委員長あいさつの後、自治労本部 石上総合政治政策局長より「政治闘争はなぜ必要か?」と題し、講演を受けた。講演では現状の社会情勢から「理想」と「現実」を近づけていくのが政策であり、それを実行するのが政治ということを学び、自分達の生活・職場と政治が結びついていることを学びました。また、住民サービスの提供は国ではなく、地方自治体が行うことが多く、それを担う私たち地方公務員が住民と向き合って必要だと思うことを政治に押し上げていくことが重要と住民サービスの向上にむけ積極的な政策議論・発信が必要ということも学びました。
その後の分散会では「仕事は増えているが、人員は増加されないし、賃金も増えず頑張っても報われないのはオカシイと感じる」「人口減少もあり自治体が行う政策は難しくなっているが職員自体がまちづくりに対して夢や希望を持つべき」「講演で公務員の信頼度が低いと言われたが、住民の声を一番聞いているのも自分達であり、声を政治の場に届けなくてはいけない」など普段の仕事での不満やまちづくりの観点から政治とのつながりや重要性を理解することができました。その後、えさきたかし参議院議員にも挨拶をいただき、「今の地方切り捨ての政治に対し、地方から反乱していこう!」と力強い決意表明をいただきました。
最後に斉藤青年部長から「地域の問題や自分達の生活・職場の課題は政治につながっている。より良い生活、そして住民サービスの向上にむけ、政治の場に声をあげていくことが必要。そのために自治労組織内のえさき参議再選にむけ、青年層での取り組みを強化して行こう!」と第24回参議院議員選挙にむけ、青年が主体的に取り組みを進める意思統一もはかることができ、政治の必要性を実感することができた集会となりました。