2月29日、連合北海道公務労協が2016春闘総決起集会を開催した。
集会冒頭、高倉議長(全開発委員長)が春闘情勢・連合方針に触れ「安定しない円や株価の春闘交渉への影響が危惧され厳しいたたかいが予想される」とし、全組合員の春闘への結集を求めるとともに「安倍暴走政権をとめるための野党強化の重要な取り組みとなる5区補選「池田まき」の勝利と参議院選挙「徳永エリ」と公務労協構成組織が推薦する比例区候補の再選にむけて一丸となって取り組む必要がある」とあいさつした。
続いて、5区補選候補予定者「池田まき」さんが登壇し、「14年間地方公務員として公共サービスの中で仕事をしてきた。福祉・社会保障政策が大きく変わり、『公共』と言いながらも公務員が直接かかわれなくなり、市場原理のなかでのサービスとなっている」という現状認識を示したうえで「その先には人々の暮らしがあり、市場原理では守りきれないものがある」とし「みなさんと同じ思いでたたかう」と決意表明した。
次に三浦事務局長(自治労北海道本部書記長)が集会基調を提起し、今春闘期の北海道公務労協としての取り組みを全体で確認した。
続いて、吉澤公務労協事務局長から①公務員給与と政治の関係、②民間賃金と人事院勧告の関係、③財政課題について、中央段階で政府・人事院対応するなかでの公務員給与を取り巻く情勢について報告された。
最後に、決議文を採択し高倉議長の団結がんばろうで集会を終了した。