防衛省は10月27日、米軍在沖縄海兵隊の矢臼別移転実弾演習について、11月25日から12月6日までの期間に実施することを発表しました。この訓練は、在日米軍専用施設面積の約75%が沖縄県に集中するなかにあって、米海兵隊の実弾射撃訓練が、沖縄県民の生活に多大な被害・負担を強いていることを理由に、日本政府が米国との協議の上、1997年度から本道など全国5カ所で強行してきたもので、これまで14回実施されています。
2013年の演習では、演習場外の国道272号から700メートル地点にりゅう弾を着弾させるという重大な事態を引き起こし、地域住民が危険と隣り合わせに暮らしていることが明白となっています。このようなことから、連合北海道は「在日米軍基地の整理・縮小」と「日米地位協定の抜本見直し」を求め、矢臼別における実弾演習に反対するため、「抗議打電行動」を展開することとし、あわせて全道総決起集会を開催します。
各単組・総支部の積極的な取り組みをお願いします。
抗議打電文例、全道総決起集会日程などはコチラ⇒20151106矢臼別移転実弾演習に反対する取り組み