《事前会議》

2015年9月13日、札幌市・自治労会館で、単組・病院支部、病院単組役員を対象に総会の事前会議として「公立病院改革対策担当者会議」を開催し、30人が集まりました。

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会議では、最初に、小林一司衛生医療評議会全国幹事が①「『新公立病院改革ガイドライン』に対する今後の取り組みについて」(医療介護総合確保基金の説明含む)の説明しました。

 

 

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続いて、居橋真人衛生医療評議会常任幹事が②「『看護師の診療の補助における特定行為』に対する自治労衛生医療評議会の方針と今後の取り組み」について制度の周知を行いました。

 

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兼村憲三道本部公共サービス政策部長からは「新公立病院改革プラン」にともなうこれからの道本部の取り組みについて、今後の公立病院改革対策は自治労全体の組織課題であり、道本部としても評議会のみならず、組織強化とあわせて連携して取り組みを進めることが述べられました。

 

 

 

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その後、総括では真壁英治自治労本部衛生医療評議会事務局次長が「『地域医療構想』では各地域で調整会議が進んでいる。まずは、調整会議に病院から誰か出席しているのか、どんな話し合いがされているのかを当局側にきき、道本部に情報としてあげてほしい。『看護師の特定行為』に関しては当局の動きをとらえ、自治労本部のアンケート調査を埋められるように当局に問い合わせられる体制作りを進めてほしい」と参加者に呼びかけました。

 

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最後に、各単組・総支部ごとに参加者から、①新公立病院改革対策プランに対する議論を当局などとしているかどうか、②特定行為については当局側に確認したか、動きあるかどうか、③各単組で抱えている課題はなにか、基本組織との関係、④地本との連携について発言してもらいながら意見交換をしました。

 

 

 

事前会議の資料は自治労北海道本部HP組合員専用ページの9月15日付の記事でダウンロードいただけます。

 

《2016衛生医療評議会総会》

 

2015年9月13日、札幌市・自治労会館で開催し、33人が参加しました。

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総会は、総会議長に選出された札幌病職の辻口有紀子さんの進行で行われ、冒頭、小林一司道本部衛生医療評議会議長から、「この1年を振り返ると、人材不足は各病院の労働環境を悪化させ、さらには地域医療の問題にも波及していくなど、労働組合の重要な課題であることを改めて感じた。一層、地域住民と情報共有し、『安心して住める地域づくり』を進めていこう。『公衆衛生集会』には保健・医療・福祉のみなさんが集まり、道本部の衛生医療評議会、社会福祉評議会、保健部門との連携が実現できた。今後は本部総体・基本単組との連携も強化しながら評議会の問題に取り組んでいきたい」とあいさつがありました。

 

 

 

 

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続いて、難波優道本部副委員長から「当面する最大の課題は『戦争法案廃案にむけたたたかい』だ。多くの人が国会前に集まり、大きなうねりが出来上がっている。これから山場も迎え、道本部としても戦争法案廃案・安倍政権退陣にむけて全力で戦い抜く決意だ。また、来年の参院選は『憲法改悪』が問われる選挙であり、厳しいたたかいでもある。自治労が中心となり、組織内候補『えさき たかし』の支持拡大をはかっていかなければ。病院職場では新たな公立病院改革ガイドラインの策定により、さらなる経営形態の変更や統合・再編やネットワーク化の動きが加速する恐れがある。地域医療構想においては病床数規制が行われ、官民問わずの統合・再編、ネットワーク化も予想される。本総会で、認識の全体化と職場の問題点の明確化をはかり、職場地域のなかから評議会運動をつくりあげ、活動の前進につなげてほしい」とあいさつがありました。

 

 

 

 

 

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その後、兼村憲三道本部公共サービス政策部長から2015年度経過報告と活動総括が述べられ、続いて2016年度の運動方針(案)と当面の闘争方針(案)、2016年度役員体制(案)が居橋真人事務局長からそれぞれ提起され、全体で承認されました。

 

 

 

新役員体制は以下のとおりです。

議長      佐々木 淳(函館病職労)

副議長      居橋 真人(札幌病職労)

副議長    後藤 並子(中標津町労連)

副議長    真壁 英治(全道庁労連)

副議長    葛西 希美(全道庁労連)

事務局長      道本部・公共サービス政策部長

 

また、本部派遣は以下のとおりです。

本部事務局次長    真壁 英治(全道庁労連)

常任幹事       居橋 真人(札幌病職)

全国幹事       佐々木 淳(函館病職労)

看護問題対策委員会  居橋 真人(札幌病職)

地域保健委員会    青木 力也(全道庁労連)

精神保健委員会    葛西 希美(全道庁労連)

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新旧役員あいさつでは退任される小林一司衛生医療評議会議長(苫小牧病職)、長谷部修副議長(全道庁労連)、辻口有紀子副議長(札幌病職)からそれぞれ退任のあいさつをいただき、新役員には佐々木淳さん(函館病職)が新議長として就任のあいさつをしました。

 

 

 

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最後は、佐々木淳新議長の団結ガンバローで閉会しました。