交渉前に法的根拠の下調べが重要=道消協青年女性研修会
3月2日、自治労会館で「2010年度北海道消防職員協議会青年・女性研修会」が開かれ、全道各地から80人が参加した。
研修会では、道消協・宮成会長、栗栖事務局長の講演に続き、自治労道本部 吉田組織拡大オルグから「職場実態からの要求づくり」と題した講演を受け、その後、グループに分かれて模擬労使協議が行われた。
道消協で初めての試みとなった模擬労使協議は、「被服貸与の充実」「特殊勤務手当の全廃」「仮眠室の個室化」の課題が与えられ、使用者側にみたてた道消協役員を相手に交渉に挑んだ。
参加者からは、「交渉前に法的根拠など、下調べの重要性や、漠然と要求するのではなく具体的な事項を持って使用者側に要求することの大切さを実感した」という感想が聞かれた。
日頃、同じ消防職場にいながら情報交換の機会が少ない道消協の青年・女性にとっては、すばらしい交流の場となった。