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振り返ればそこにある頼りになる存在に=連合青年委員会スプリングフォーラム

3月13日、連合青年委員会は札幌市・自治労会館で「2010連合青年委員会スプリングフォーラム」を開き、9産別70人(うち自治労35人)が参加した。

今回のスプリングフォーラムは、連合北海道結成20周年、政権交代という時代の転換期のなかで、労働組合や連合の社会的役割をテーマに学習した。

集会は、牧野青年委員長あいさつのあと、連合北海道の村田事務局長が「連合北海道20周年を迎えて」と題して講演した。
村田事務局長は、「政権交代を実現し、これからめざすべき社会は、働くものの犠牲のうえになりたつ社会であってはならない」と述べ、今後の連合の役割・求められる機能として、「労働者本位の政策を実現するため政労使の一躍を担うこと。振り返ればそこにあるような職場や地域で頼りになる存在となること。労働者市場全体に対する影響力をもつこと」の3点を提起した。

その後、10グループにわかれ、生活職場実態、青年部運動の悩みなどを交流した。
参加者からは「JR の工務系職場は50代が多く、次は20~30代前半。採用凍結などの影響で技術継承の面でも不安がある」「民間では公務員も賃金が下がってるからと言われ、公務員は民間も大変と言われ、悪循環になっている」などの声が出された。

集会の最後は、牧野委員長が「自分たちはまだマシと自粛や委縮の気分があるのも事実。グループディスカッションでも多くの不満や不安が出され、多くの仲間が共感している。職種・雇用形態などを越えた仲間との学習と交流によって、自分たちの運動に自信と展望をもっていこう」と話した。

現在、各地区の青年共闘組織は少ない状況の中、スプリングフォーラムは、さまざまな職種の仲間との職場実態、運動の交流ができる貴重な場。参加者事後アンケートにも「他の産別の仲間と話ができ楽しかった」「今後の活動の参考にしたい」などの声が数多く出された。

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2010年03月18日 12:11に投稿されたエントリーのページです。

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