2月26日、総務省に設置された「消防職員の団結権のあり方に関する検討会」の第2回目が開催された。労働側からは、連合の木村総合企画局長、全消協の迫会長、自治労本部の岡本書記長が出席した。
冒頭、資料事務局より資料の説明が行われ、続いて、前回の座長からの要請に基づき、日本の消防職員に関するILOの近年の指摘および議論経過について木村委員から、職場の安全衛生等の問題と労働組合の存在について迫委員から、消防の部隊活動の仕組みについて三浦委員から、提出した資料に沿って説明した。特に三浦委員は、「上司と部下というこれまでのオフィシャルな関係とは別な力関係が導入されることにより、指揮者が有形・無形のプレッシャーを受けることも考えられる。命令への反応が半歩、一歩後れるようなことがあっては、地域住民の安全にも影響を及ぼす」として、慎重な検討を求める発言をした。その後、フリートーキングに入った。
詳細は別紙をご覧ください。
*議事録・資料などについては、下記のとおり、総務省HPに掲載されます。なお、議事概要は概ね1週間以内に公表される見込みです。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shoubou/index.html