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組合員・書記・役員の相互の意思疎通・相互理解が重要=全国書記交流集会

2010年2月11~12日、石川県・金沢中小企業会館で自治労全国書記会議2010年度全国書記交流集会が開かれ、47県本部241人が参加した。(北海道からは12人参加)

はじめに、全国書記会議の広田議長あいさつ、石川県本部の高委員長あいさつの後、自治労本部・友利書記次長のあいさつと本部提起として「自治労運動の当面する課題について」と題し、公務員制度改革をめぐる動きや消防職員の団結権問題、全労済との統合問題についてなどの提起をうけた。
質疑では、3県本部から「全労済との統合問題について、どれだけ私たちの声が反映されるか。誠意を持った対応を求める」「統合が組合員にとって本当に利益になるのか。組合員の視点で議論を進めてほしい」「普天間基地問題について、早期完全移設をめざしてがんばっていく」などの発言があった。友利書記次長からは「全労済からの情報は速やかに出せるようにしたい。基本合意書の内容は前提でそれを実行させることも含めて我々の責任である。統合後も引き続き、運動と共済は車の両輪として将来にわたって一貫して継続できるものにしなければ」などの回答があった。


その後、講演「書記の活性化と自己啓発」と題し、比留間稔史さん(大阪市職労書記次長)から、過去に実施した書記の実態調査結果によって見えてくる書記の仕事意識や仕事の継続意識、自分の仕事に対し割り切れない複雑な思いを持っていることなどを話した。また、講演の中で「Fish!哲学」というビデオ上映を行ない、働きがいのある職場づくりに向けて「仕事を楽しむ・相手を楽しませる・相手に向き合う・態度を選ぶ」がポイントで、「組合員・書記・役員の相互の意思疎通・相互理解が重要だ」などと話した。その後、全体交流会を行って、1日目は終了。
2日目は、分科会・フィールドワークとして、職種実態交流分散分科会では①県職・政令市職②市町村職等③共済担当者の3つの分散分科会に分かれ、日頃の悩みや課題などを付箋に書き出し、共通する課題をピックアップして、その課題について話し合い、解決策を考えて模造紙に書き出すという手法(KJ法)を使って全国の書記との交流を深めた。
フィールドワークでは、「歴史都市金沢のまちづくり」として、江戸時代の代表的な庭園の特徴をそのままに残し文化財指定庭園・特別名勝である「兼六園」や「金沢城公園」では2001年に復元された「金沢城」を見学し、見聞を深めた。

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2010年02月16日 10:24に投稿されたエントリーのページです。

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