道本部は、1月8日、9日の両日、札幌市・自治労会館で「2010春闘討論集会」を開き、122単組・総支部、294人が参加した。(男性261人、女性33人~11%)
【2010国民春闘討論集会議案】
2009秋期闘争中間総括(案)をダウンロード
2010当初予算闘争方針(案)をダウンロード
2010国民春闘方針(案)をダウンロード
冒頭、山上委員長は、昨年1年間の地本、単組、総支部における組合員のたたかいに感謝の言葉を述べた。その上で、「我々は大変厳しい道内経済の下で2010春闘を闘うことになる。春闘アンケートの結果からみても生活悪化の状態の固定化がうかがえる。この春闘を契機に改めて正規、非正規を問わずに労働者総体の賃金、労働条件を改善していき、連合、自治労がめざす労働を中心とする福祉型社会の実現をはかっていかなければならない」と述べ、労働基本権問題について「労働協約締結権の付与の議論が進められているが、政権交代により争議権の付与の問題も惹起してきている。いづれにせよ人勧体制からの脱却がはかられることは間違いなく、単組・総支部の闘争態勢の確立、交渉力を一層高めていくことを早急に進めていかなくてはならない」と述べた。
さらに、政治情勢について「自らの闘いによってつくりあげた現政権をしっかり支え、発展させていくという立場にこれからも立ち続けたい。地方財政の確立、医療・福祉など、これらの前進にむけ意見反映を行っていく」と強調した。
最後に「今年の参議院選挙では政権の基盤をしっかりとさせ、自治労の政治的影響力を保つ意味でも、負けられない重要なたたかいになる。比例代表、組織内・協力予定候補の「えさきたかし」の圧倒的勝利をなんとしても勝ち取ろう」と決意を述べ参加者に訴えた。
1日目の基調講演Ⅰは、自治労中央本部松本敏之総合労働局長が、「2010自治労春闘方針(案)と公務員制度改革について」と題し講演した。
引き続き成川秀明連合総研客員研究員が、基調講演Ⅱ「日本の労働者生活の現状と今後の賃金改善闘争の課題」について講演した。
その後、櫛部賃金労働部長が道本部提起をして、全体討論を行った。
1日目、基調講演、全体討論の詳細は下記をご覧下さい。
基調講演、全体討論をダウンロード
2日目は、2つのコースに分かれ、1.討論コース、2.学習コース(2-A~2-Cまで)それぞれの課題で討議した。
詳細は下記をご参照下さい。
1.〈討論コース〉
各単組三役を中心にした春闘方針討議をダウンロード
2.〈学習コース〉
「公契約条例の意義」をダウンロード
2-A「メンタルヘルス対策」
「労働組合におけるメンタルヘルス」をダウンロード
2-B「臨時・非常勤等職員の課題」
臨時・非常勤等職員の組織化に向けてををダウンロード
2-C「公契約条例について」
①旭川市の「公契約に関する方針」、②連合北海道の今後の取り組みをダウンロード
全体集約は下記をご覧下さい。
全体集約をダウンロード