午後9時40分から、地公三者と副知事との最終交渉が行われた。このなかで、副知事は地公三者が求めていた4月以降も現行の0.5%の独自削減の継続について「財政状況を好転させる変化が見通せない」として、前進回答を示さなかった。
地公三者はその場で、改めて圧縮の継続を強く求めたが、副知事は一歩も譲らず「今後とも話し合って参りたい」とする姿勢にとどまった。
地公三者は強く抗議するとともに2年後の独自削減の停止について態度表明を求め、副知事は「平成24年度以降は実施しないよう最大限の努力をしたい」と答えた。
なお、全道庁労連は独自課題の解決のため、引き続き事務交渉を展開しているが、最終交渉までにはまだ相当の時間がかかる見込みである。