道本部は、2009年度第1回労働安全衛生・職業病対策委員会を12月8日、札幌・自治労会館で開いた。
冒頭に、杉谷福委員長が「職場では、業務の質量ともに変化し、過重労働の影響から災害の発生は深刻な状況にある。メンタルヘルスの取り組みも含めて、快適な職場つくりが、今ほど求められているときはない。道本部としても、道本部・地本・単組の労働安全衛生ネットワーク構築を継続して行うなど、積極的な活動を行っていきたい」とあいさつした。
対策委員会では、昨年の第2回委員会(08年6月11日)以降の経過報告に続いて、2009年度の活動について協議を行い、
① 昨年度に引き続き、労働安全衛生ネットワーク作りを継続して行うこととし、重点地本を上川・胆振地本とする。
また、昨年度の重点地本(渡島・十勝)についても、継続してネットワーク体制の強化を図っていく。
② 07年度安全衛生月間に実施をした、取り組み報告書(アンケート)の集約を引き続き行うことや、道の市町村課を通じ労働安全衛生委員会の未設置自治体との意見交換・状況把握を行うなど、情報収集と対策を強化する。などについて、確認した。
また、「道本部 労働安全衛生担当者・活動家養成講座」については、基本的に6月上旬に1日日程で開催(札幌市内)する。メーンテーマは「メンタルヘルス」についてとし、昨年度の内容を踏まえて道本部で内容を検討することとした。
またその他として、指曲り症などの認定対策として、自治労本部を通じて、認定基準の改善と緩和を求めていく必要があるとの意見が出された。