10月14日、第3回「国家公務員制度改革推進本部顧問会議」(座長:御手洗日本経団連会長)が首相官邸会議室で開催され、今後の検討の進め方、内閣一元管理のプロセスなどについての論議を行った。
座長の御手洗・日本経団連会長が「ワーキンググループのメンバーと運営、当面の論点をまとめた。まず、一元管理と国家戦略スタッフ・政務スタッフの議論を行い、方向性が出た時点で内閣人事局の議論をしたい。本日は、ワーキンググループに先立ち率直な意見交換をしておきたい」と発言し、連合の高木会長は「国家公務員制度改革基本法の「目的」「基本理念」「基本方針」はいろんな読み方ができる。今後の議論を左右するので、国会での修正の心について、もう一度確認してから議論にはいるべきではないか」との考えを述べた。
委員間での意見交換を受けて、最後に御手洗座長が「ワーキンググループでは、集中的に論議し、論点整理を行ってほしい」と要望し、第3回顧問会議を終えた。
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