地公三者(議長、出村全道庁労連委員長、自治労道本部、北教組、全道庁労連で構成)は明日の29分の戦術を背景に最終交渉に向け、大詰めの折衝が続いている。
賃金関係では、独自削減の即時停止を要求しているが「やむを得ず講じている措置」として、依然厳しい財政状況を繰り返す姿勢に終始している。
一方、勤務時間の短縮は、勧告でその方向が示され、道当局としての判断を迫っているが「国や他府県の動向を見極める」との回答を繰り返すのみで結論にいたっていない。
地公三者としては、国が実施に向け閣議決定を終えたことから、短縮に向けた明確な態度を明らかにするよう強く主張している。
この他、道人事委員会勧告で出された獣医師の人材確保に向けた初任給調整手当(最高36,400円、15年支給)などの措置を求めているが「鋭意検討」として結論がでていない。
この他、いくつかの課題も含めて、納得できる回答を要求しているが、交渉再開の目途はたっていない。