道本部は、来年1月31日に第8回福祉集会を開催します。
政府は、予算のプライマリーバランスの均衡を図ることを口実として、2006年度から社会保障費を毎年、2200億円圧縮する政策を進め、その結果、社会福祉制度は大きな危機を迎える事態となっています。また、規制緩和や市場化によって、社会福祉分野は大きな矛盾を抱え、コムスン問題のように、制度の根幹を揺るがすような事件も発生しています。
こうした制度改革の動向は、施設・事業所の運営や福祉労働のあり方に大きな変革を迫るものであり、より直接的に福祉労働者の雇用・労働条件を脅かす内容ともなっています。特に、賃金・労働条件の悪化をきっかけに深刻化している、福祉人材の枯渇は、少子高齢社会を迎えた今日、深刻な問題が発生にするに至り、現在、介護報酬改定の議論が進められています。
自治労道本部は、こうした動向を踏まえ、制度改革の現状について学習し、今後の課題に向けて意思統一するため、生活保護、児童福祉、障害、高齢者福祉など、福祉関係労働者全体を対象とした「第8回福祉集会」を開催します。
積極的なご参加をお願いいたします。
また、組織拡大に向けて、社会福祉協議会をはじめ未加盟・未組織福祉関係労働者の参加に向けた取り組みを引き続きお願いいたします。
詳しくは、下記ファイルをご覧下さい。
道本部第8回福祉集会
開催日時 2009年1月31日(土)9:45(9:15受付開始)〜17:00
会 場
○ 全体会 9:45-14:00
会場:札幌市・かでる2.7「大会議室」
(札幌市中央区北2条西7丁目 ℡:011-204-5100)
○ 課題別分科会 14:00-17:00
会場:札幌市・かでる2.7各会議室、北農健保会館など
分科会会場割については、参加者集約後お知らせします。