道当局、明確な回答は避け、不誠実な対応に終始
11月13日、地公三者共闘会議は第2回目となる副知事交渉を午後3時から実施した。前回(7日)に再検討を求めた事項について、改めて見解を質した。
交渉において、副知事からは、「職員の給与改定については他府県の動向や厳しい財政事情を見極め、最終的な結論を出すために、鋭意、検討を進めている」としたものの、①7.5%独自削減の圧縮は「09年度予算編成期において今後の収支見通し等を踏まえて適切に対処」とのこれまでの姿勢に終始、②通勤手当・寒冷地手当等について、改善は困難とする回答の他、所定勤務時間の短縮に向けても、閣議決定時期が不明確なため、明確な回答を示さない不当な姿勢に終始している。
地公三者共闘は11月17日(月)の最終回答では、前進回答を示すことを副知事に対し強く求めて、交渉を終えることになる。
また、交渉の中で全道庁労連青年部・仲澤副部長が、怒りのメッセ-ジ返信要求行動として、全道の青年部員から寄せられた知事からの返信欄と独自削減による実損額と、この間の厳しい青年の生活実態が込められた怒りのメッセージを手渡した。