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【朔風プレミアム】主権在民

主権在民

憲法の3大原則の一つ、主権在民。この国の主権は国民であるという考え方である。そしてこの主権者=有権者が選挙で国会議員を選び、議会を構成し、そこから内閣を組織し政権を担当する。

いうところの議会制民主義なのであるが、この仕組み自体が全く機能しなくなっている。

衆議院議員は前回の郵政選挙から3年余、まだ一度も選挙での信任を得ていない。本来、主権在民の原則に立てば、少なくとも安倍政権のもとで総選挙を実施すべきだったというべきだろう。

何しろ郵政以外なにも国民の審判を仰がずに次々と危険な政策を進めてきたわけなので「そんなことまで支持したわけじゃない」と多くの有権者はそう感じているに違いない。

だから、この国で民主主義が機能するには少なくとも国民の代表たる国会議員の選挙を実施することが憲法の想定した民主主義の仕組みなのだと思う。

「政治空白は作れない」というけれど、総裁選挙でやや1月ほどお祭り騒ぎで国会を置き去りにした政党はどこだったろうか。

解散から選挙までは僅か40日以内である。「経済対策が優先」これも当然のことであるけれど、選挙で洗礼を受けた政権こそ実行力のある政権運営ができるのではないか。

世界金融危機の発信源アメリカの大統領選挙は延々と1年以も続き、新大統領の正式就任は明年1月20日である。

消費増税を声高に叫ぶ、こんな政治がまかりとっているのは、詰まるところその責任もまた国民に帰着するといわなければならない。

今もっとも優先すべき政治課題は主権在民と議会制民主主義の復権である。国民の期待を裏切った国会議員を選挙で落選させることである。

そして、改めて選出された国会議員により新しい国会を構成し、新しい総理大臣を誕生させ、新しい内閣を組織することである。

現実はまさに逢坂議員指摘のように「居座内閣」というしかはない。昨今の政治状況をみていると、まるで主権は自民党、公明党そして官僚集団にあるかのようである。

いやそう思いこんでいるに違いない。今こそ彼らに鉄槌を浴びせる時だ。主権は国民にあることを思い知らしめなければならない。

(@@)

コメント (4)

逢坂です。

経済対策を人質にして、政権の延命策に汲々とする姿は、もう既に民主主義でもなんでもありません。

彼らの辞書に主権在民などという言葉は存在しないのです。

困ったことです。

道本部:

逢坂さま

日々の活動お忙しい中ありがとうございます。
自治労道本部は、組織内である逢坂誠二さんを全力で支援します!

今後とも投稿お待ちしております(^_^)

一組合員です:

逢坂衆議が道本部ホームページを見て、コメントを寄せていることに感激しました。
そこで、関係ないのですが、今、丁度「日本を元気にする地域主権」〜中央集権と官僚制に決別する時がやってきた〜を読んでいたんですよ!逢坂衆議著書の「真の分権型社会を構築するために」を読みたくて買いました!!

PS;道本部様 ごめんなさい!このような使い方で!

道本部:

一組合員さま

投稿ありがとうございます。
突然の逢坂衆議の投稿に道本部としても感激でした。

これからも、約100人の道本部組織内議員の投稿で、ますます、このホームページの輪が広がっていくようになっていけばと願っています。

一組合員さまのような「使い方」で結構です。今後ともお気軽に投稿お願いします。

ありがとうございました。

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2008年10月31日 16:17に投稿されたエントリーのページです。

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