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【逢坂議員の国会情報】医薬品庁

政府・与党が、薬の審査・承認、薬害患者の被害救済などを受け持つ「医薬品庁」(仮称)の設置に向けた検討に入ったと報じられています。


 ・ 厚生労働省内に同居する医薬品の産業振興部門と規制部門を分離
 ・ 規制部門を厚労省の独立行政法人に統合し、同省から独立した行政組織とする構想

 ・ 厚労省医薬食品局の一部(審査管理課、安全対策課など)を本省から切り離す
 ・ 薬などの審査を行う独立行政法人「医薬品医療機器総合機構」(PMDA)と統合
 ・ その上で、医薬品庁などの新しい行政組織とする

 ・ 国には年間3万件の副作用情報が寄せられる
 ・ しかし、安全対策を担当する職員は約60人しかいない
 ・ 安全や審査を担当する職員を大幅に増員
 ・ 身分を国家公務員とするか、非公務員型の組織とするかは未定

以上のことが報じられています。

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これまでの薬害のことを考えると、こうした組織の必要性は、一定程度理解できます。

しかし、日本の独立行政法人の性格が曖昧であり、逆に国民の監視が効かない機関となるおそれもあります。

公的に真に必要な機能の位置づけを明確にすることが重要です。

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2008年07月27日 14:33に投稿されたエントリーのページです。

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