20011年7月24日、現在のテレビアナログ放送が全て終了し、完全に地上デジタルに移行します。私は、この地デジ移行には問題が多いため、慎重に対応すべきと、幾度か指摘しましたが、国は押し切る方針のようです。
2011年7月のアナログ停波によって、テレビを見られない世帯などが生ずる可能性があります。
これに対して、総務省の情報通信審議会の情報通信政策部会、生活保護世帯(06年度末で約107万世帯)に地デジ対応の専用チューナー(約5000円)を現物給付する答申をまとています。
しかし問題は、生活保護世帯だけではなく、生活保護一歩手前世帯も問題であり、ほかにも課題を抱えた世帯は少なくないようです。
また義務教育学校のテレビもどう更新するか、目途が立っていません。
国の強引な手法の裏に何があるのか、疑問が深まります。