歌劇団の先生の指導で踊れるようになった!「朝鮮の歌と踊り実演指導体験ミニ講座」
素晴らしい天候に恵まれた4月20日の日曜日、朝鮮会館の4Fホールで「朝鮮の歌と踊り実演指導体験ミニ講座」が行われた。主催は日朝連帯道民会議で30人が参加した。
この講座は、金剛山歌劇団の指導員3人が、北海道朝鮮学校の生徒たちへの指導のために札幌市を訪れていたのをうけて企画された。
実演指導は、朝鮮民族の有名な「アリラン」を歌い、踊れるようになるよう行われた。
朝鮮語での歌唱、楽器である朝鮮太鼓をメロディに合わせてたたけるように実技指導、終了時には踊れるようになった。(見てみたいですね、しかし残念ながら画像がありません。m(_ _)m)
日本の踊りは直線美、朝鮮の踊りは曲線美が基本
踊りの先生いわく、「日本の踊りは直線が中心」だが「朝鮮の踊りは曲線が基本」と指摘、日本舞踊を思い浮かべれば確かにその通りだ。
朝鮮の踊りは、指導を受けてまさに曲線だと言える。金剛山歌劇団の踊りを観られている方はそう実感すると思う。
今回、自治労からの参加者のやりとりで、「曲線というがメタボで体がまるくなってしまっている」「おそ松くんの゛シェー゛の形になっている」等々、踊りの評価をめぐって相互批判がくりかえされた。
晴天のなか、焼肉を囲み参加者と朝鮮総連のみなさんと昼食交流
朝鮮会館の中庭で参加者、朝鮮総連のみなさんと交流会も行なわれた。
懇談では「高校時代の友達に在日の方いて、家に遊びに行ったら家庭では朝鮮語で話されていた」「9月開催の札幌での金剛山歌劇団の公演を観に行きたい」など有意義なひとときだった。
朝鮮会館に多くの日本の友人が訪ねてきて、親善・交流を活発にしたい
朝鮮会館は、共和国の領事館的な役割を果たしているとして札幌市の固定資産税が免除されていた。しかし、拉致問題や核開発などをめぐって「北朝鮮批判」宣伝強まるなか、福岡市、東京都など全国の自治体で見直しの動きが強まり、札幌市も今年度から会館に相応の税を課すことになった。「ビザの発給」など一部領事館的な役割は認めるが、日本人が会館を訪問し、親善・交流する機会は極めて限定されていると指摘している。
よって、朝鮮総連は今後、多くの日本の友人が会館を訪問され、親善・交流が進むように企画を計画していきたいと考えている。